1966-01-17 第51回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
営団は昭和二十六年より丸ノ内線それから荻窪線、日比谷線、それから東西線と逐次非常に急速なピッチで建設を行なってきております。その営業キロはいまや五十二・五キロに及んでおりまして、これに要しました建設費はすでに千三百二十三億に達しておるのです。これが資金の調達は九割以上が外部資金で、これに伴う資本費の増大が特にはなはだしく、開業後の収支面を悪化させる結果となっております。
営団は昭和二十六年より丸ノ内線それから荻窪線、日比谷線、それから東西線と逐次非常に急速なピッチで建設を行なってきております。その営業キロはいまや五十二・五キロに及んでおりまして、これに要しました建設費はすでに千三百二十三億に達しておるのです。これが資金の調達は九割以上が外部資金で、これに伴う資本費の増大が特にはなはだしく、開業後の収支面を悪化させる結果となっております。
○勝澤委員 私は最近聞いた話ですけれども、荻窪線に東高円寺ですか、駅が地元の人たちの要望を聞かれて新設されたという話を聞いて、営団もなかなかいいことをやるのだなと実は思ったわけであります。今度のこの話を聞いてみますと、この駅と駅との距離の問題もあろうと思うのですけれども、やはり今日の東京都の交通事情からいって、必要なところに必要な駅をつくる、ましてやこの辺は学校が密接しているようであります。
それから丸の内線並びに荻窪線、これにつきましては、償却前におきまして利益をあげておるようになりました。元来鉄道におきましては、十年間たつと大体利益があがると申しますが、この線は、一部は十年もうたっておりますが、償却前におきまして利益をあげております。
それから最近における地下鉄の運輸並びに営業の状況、特に荻窪線等が開通いたしておりますが、国鉄線にどの程度の影響があるかという点について、資料をもってお出し願いたいと思うのです。それからトロリー・バスというものの経済効果、それからこれの最近の動向と今後の見通しというものをお聞かせ願いたい。それからトロリー・バスの収支がどういう状況にあるかということをお聞かせ願いたい。
荻窪線のうちで現在営業いたしておりますのは、新宿−新中野間並びに分岐線といたしまして中野坂上から中野富士見町まで営業いたしております。それから日比谷線、これはまだ短いのでございますが、南千住−仲御徒町間、合計いたしまして三十九・五キロ現在営業をいたしております。客は現在一日平均約百万人に達しておるのが現在線の状況であります。
ただ百八キロまでの路線の建設については大よそのめどがついておりますので、いつになれば都の方はどこまで進む、営団の方はどの路線がどこまでおよそできるということは、現在決定された五路線については大よそのめどがつきます、荻窪線はいつになればできるということがわかっておりますので、それらについては今後話し合いを進めていきたい。それから新規の計画は目下検討中でございますが、これも早くきめていただきたい。
その全通に引き続きまして、新宿以西のいわゆる荻窪線の工事と、都市計画路線の第二号線、すなわち色で申しますと緑色の線でありますが、日比谷線の工事を施行しておりますが、そのうち荻窪線の新宿−新中野間、及び中野坂上−中野富士見町間、四・九キロを完成しまして、二月八日から運輸営業をいたしております。続いて日比谷線の南千住−仲御徒町間三・七キロを完成して、去る三月二十八日から営業を開始するに至りました。
しからば荻窪線の開通によりまして中央線の混雑がどのくらい緩和するかということでございますが、目下これについては詳しい数字は持っておりませんので、後ほどお答えいたすことにいたしますが、そう大して期待はできないのじゃないかと考えます。と申しますのは、やはり年々通勤客が非常に増加しておりますので、やはりそういう点を考慮いたしますと、にわかに期待することはできない、こういうふうに考えております。
実は、荻窪線は御承知のように四号線と申しておりますが、これは六両編成でございまして、編成両数から申しますると、国電の十両編成に比較いたしまして輸送力は非常に弱いわけでございます。
○楯委員 私は都市交通の緩和、これはだれが考えても同じだと思うのでありますが、当面は時差出勤、通学、それからバスによる代行輸送、それからもう少しこまかくなりますると、地下鉄の荻窪線を本年度内に開通をする。当面の対策としておもなる問題としてはこれだけだと思うのです。この当面の対策について、一体時差通勤、通学は、このままずっと一年じゅうやられるのか、いつまでやられるのか。
これでできますことは、交通営団は来年の三月までに——あしたから新宿から中野まで開通いたしますが、その残りの荻窪線全部を開通できます。また三月の末に南千住から仲御徒町まで、二号線と申しておりますが、これが開通いたします。この二号線に関しましては、来年の三月までに北の方は北千住まで延ばしまして、南は人形町まで開通できます。